皆さんは普段、自分の立っている姿勢などについて意識したことはないですか？

例えば足を揃えて気を点けの姿勢をした時、正常な姿勢の方でしたら、殆どの方はあまり意識しなくても膝と踝の内側を自然と触れ合わせることができます。

しかし、姿勢に歪みがある方・・・

例えば骨盤が前に倒れて、背中と骨盤を壁にくっつけた時に腰と壁の間に握りこぶしがすっぽり入りこむような状態の場合はX脚（左右の膝をくっつけた状態で踝の内側がくっつかない状態）になります。

逆に、骨盤が後ろに倒れて背中と壁を合わせた時腰と壁の間に指先すら入らない程隙間が無い状態のときはO脚（踝の内側をくっつけた状態だと膝の内側がくっつかない状態）になります。

膝の片方だけが内側に反っていたり、外側に反っている場合はくる病の様な骨の異常が考えられますが、両方の膝が反り返っている場合は姿勢のバランスの乱れが原因として最も高いです。

上記のような姿勢の乱れと、それに伴うO脚・X脚などの膝の変形は、初期の段階だと痛みはほとんどなく、それほど影響を感じないですが、放置していると変形により関節同士の辺りが強くなるため間に挟まれている軟骨の摩耗が早くなり、さらに膝を支えている筋肉の負担が強くなるため筋肉同士が癒着し、力を入れたり自分で動かすと痛みが出る状態に次第になっていきます。

さらに進むと軟骨が擦り切れて骨と骨同士が直接こすれるようになり、まともに歩くことが非常に困難になります。

そこまで進むと、最悪人工関節に入れ替えるための手術が必要になるため、今ある自分の膝やその軟骨を長持ちさせながら自分で歩ける生活を維持するには、その体のバランスの調整が必要になってきます。

体のバランスが乱れる原因はいくつかあるのですが、主なものとしては普段の生活習慣や仕事による姿勢の癖と、それにより使われなくなって弱った筋肉、逆に使われすぎて緊張し、伸び縮みが満足にできなくなった筋肉・・・この3つが原因として最も多いものです。

当院はまず緊張して満足に伸縮できなくなった筋肉の緊張を緩め、身体が正常な可動域や姿勢になるよう調整します。

また、筋肉の弱体化が原因で姿勢を支えられなくなっている場合はこれに特殊な電気を流し、姿勢をしっかりキープできるようになるよう鍛えるトレーニングメニューもあります！

痛みがある方もそうでない方も、自分だけでパッと見ただけではなかなか身体の歪みには気が付けません。

上記のような症状を治す、あるいはならない為にも、まずは皆さん、当院でご自身の姿勢について知っていきませんか？

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