「産後うつ」とはその名の通り、産後に現れるうつ症状のことです。うつ病の一種と考えられ、育児への不安やプレッシャーなどがストレスになって発症します。

産後うつは、ホルモンバランスと生活環境が変化することが原因とされています。

・ ホルモンバランスの変化

女性ホルモンは妊娠中に増加し、出産後は急激に減少します。一方、母乳の分泌にかかわるホルモンが急増するため、ホルモンバランスの変化に身体がついていくことができません。そのため、自律神経が乱れて情緒不安定になってしまうのです。

・育児疲れ、睡眠不足

家事だけでなく、オムツ交換や抱っこでの寝かしつけなどで疲労がたまる一方だという方が多いのではないでしょうか。また、昼夜問わず行わなければならない授乳により、睡眠不足や食事が不十分に取れないこともあるでしょう。そのような状態が続くと疲れが抜けにくく、身体も心も不安定になってしまう傾向にあります。

・ 育児に対するプレッシャー

赤ちゃんは少しの刺激で体調を崩しやすい程繊細です。些細なミスが重大なケガや病気に繋がることが頭に上がり、「赤ちゃんを健康に育てないといけない」という重い責任感とプレッシャーが乗りかかります。そのため、心の疲れもだんだんと貯まっていってしまいます。

これらの他、周囲の協力が得られないことによるストレスや先行きに対する不安があることでしょう。「体調不良や寝不足が続く生活がこれからもずっと続くの？家事と育児を一人でこなすストレスはいつまで？」と先行きに対する不安も産後うつの原因となります。

当院の施術は西洋医学と東洋医学を組み合わせています。西洋医学は筋肉や関節の状態を整え、身体の不調を改善していく治療法です。一方、東洋医学は鍼や灸などで身体の内側から根本的に治していく治療法と言えます。

当院では大きく分けて２つの施術を行っています。

① 東洋医学での治療

お灸は自律神経のバランスを整えます。これは温めることによりリラックス効果があるためです。

② 産後骨盤矯正

産後の歪んだ骨盤を矯正していくことで、下にずれた内臓の位置を戻します。これにより、乱れてしまったホルモンバランスを整えることができるのです。

また施術によって筋肉の凝りが緩和し、身体に貯まった疲れを取り除くことができます。

話すことでスッキリする事もあるので、お悩みがありましたらぜひご相談ください！

一緒に治していきましょう！